学術書の編集者になろう

30歳の学術書編集者が出版の世界について考えます

創文社

ついにツイッターで流れ始めました。

あの伝統ある学術出版の雄,

創文社が数年後に会社を解散するそうです。

人文社会科学を志す者なら,

誰しも一度は手に取ったことがあるのではないでしょうか。

私も10冊前後,お世話になりました。

 

知り合いの著者から噂は聞いていたものの,

こうなってしまうと悲しいですね。

ほんとうに良書の多い会社です。

 

しかし,売れるものを作らなかったのも事実。

創業当時は団藤先生の体系書など,

売れるものも出していましたが,

その志の高さから,

次第にテキストの刊行が減ってしまった印象です。

 

私はビジネスとして学術出版を成り立たせたい。

そのためにはテキストも出すし,

試験に役立つ本だって出す。

それは当然の選択だと思っています。

教養主義の立場から批判する人たちとは,

残念ながら一緒にやれません。